ベルリンで止まった時間を動かすために、祖国への想いを胸に命がけのレースに挑む真実に基づく衝撃と感動のヒューマンエンターテインメント『ボストン1947』より、メイキング映像が到着した。
解禁されたメイキング映像では、カン・ジェギュ監督が「私たちが1945年に植民地から解放し、混沌としたあの時代に、夢を実現しようと努力した人々の物語」と語る通り、1945年当時の古い建物や街並みを忠実に再現した、リアリティ溢れるセットや小道具が並んでいるのが確認できる。また、韓国で伝説の人となった金メダル選手ソン・ギジョン役にハ・ジョンウを選んだ理由を、カン・ジェギュ監督は「人物にある程度共感し、一体化できるかが大切なポイントでした」と明かし、ハ・ジョンウは「どんな人物よりも、とても映画的な人物ではないかと考えます。1947年ボストンの奇跡へ導くマラソンの生きる証人、伝説のような方であります」と、自身が演じたソン・ギジョンの印象について語った。
■『ボストン1947』メイキング映像
さらに、ソン・ギジョンに指導を受け、ボストンマラソンに挑む若きマラソン選手ソ・ユンボク役を演じたイム・シワンは「足りない情報やシステムを全て乗り越え、精神力がカバーしてくれる“第二のソン・ギジョン”のような選手」と自身の演じた役柄を分析し、実際の選手たちが行う60~70%ものトレーニング量をこなし体を鍛え上げ、本物のマラソン選手に見えるよう体脂肪率を6%まで落として撮影に挑んだといい、カン・ジェギュ監督も「初めての撮影の時、鳥肌が立ちました」と撮影を振り返った。メイキング映像では、実際にイム・シワンが鉄棒を使って腹筋を鍛える様子や、腕立て伏せをする姿なども切り取られている。
8月30日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開