『ボストン1947』カン・ジェギュ監督、ハ・ジョンウ、イム・シワン オフィシャルインタビュー&メイキング写真が解禁!

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8月19日(月)

ベルリンで止まった時間を動かすために、祖国への想いを胸に命がけのレースに挑む真実に基づく衝撃と感動のヒューマンエンターテインメント『ボストン1947』より、監督&キャストのオフィシャルインタビューとメイキング写真が解禁された。

1936年、ベルリンオリンピックのマラソン競技において、日本は世界新記録を樹立、金メダルと銅メダルを獲得し、国民は歓喜に沸いた。しかし、その2個のメダルには秘められた想いがあった。日本代表としてメダルを獲得したソン・ギジョンとナム・スンニョンが、日本名の孫基禎と南昇竜として表彰式に立ったのだ。第2次世界大戦の終結と共に、彼らの祖国は日本から解放されたが、メダルの記録は日本のままだった。1947年、ボストンマラソン。その二人がチームを組み、才能あふれる若きマラソン選手を歴史あるボストンマラソンに出場させる。<祖国の記録>を取り戻すためにー。


1947年という困難な年にスポットライトを当てた理由をカン・ジェギュ監督は「本作は、主人公の邪魔をする悪役に重きを置いてはいません。それは、この時代自体が、最大の障害で悪役だったからです。祖国開放の喜びは束の間であり、米軍政府の支配の下、我々自身の独立した政府は無く、韓国と国民たちの未来は先が見えない状態にありました。私は、1947年という、誰もが苦しみ、混乱に陥っている最中に、困難を乗り越え、不可能な夢を実現させるために、最後まで諦めずに走り続けたマラソン選手たちの物語を提供することによって、今に生きる観客たちもまた、強さと勇気を持ち続けることを願っています」と語る。


韓国の伝説のマラソン選手ソン・ギジョン役を演じたハ・ジョンウは「実在の人物に悪影響をもたらすことなく、映画的にどう表現したらよいかについて監督と意見を交わしました」と振り返り、ソン・ギジョンに関するリサーチを重ね、自分の国を失い、日本国旗を胸に付けて走ることを余儀なくされたランナーの怒りを繊細に表現している。


第2のソン・ギジョンとなることを夢見る、鉄の意志を持ったマラソン選手、ソ・ユンボク役を演じたイム・シワンは「肉体的に本物のマラソンランナーに見えるように心血を注ぎました」と語る通り、事前に約3ヶ月間のトレーニングを積み、マラソン選手の実際のトレーニングの60~70%をこなし、体脂肪を6%にまで落として撮影に挑み、監督の期待に見事に応えマラソン選手になりきっている。


8月30日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開

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