長編監督デビュー作にして第76回カンヌ国際映画祭批評家週間に選出され、ポン・ジュノが太⿎判を押す映画『スリープ』より、夫婦に襲いかかる悪夢の始まりを捉えた本編映像と場面写真が到着した。
ある夜を境に、眠る度エスカレートしていく夫の異常⾏動。睡眠クリニックの受診を決意した矢先、巫⼥からは謎の御札を勧められるー。夜が訪れることに恐怖を覚える妻を『82年⽣まれ、キム・ジヨン』等でその確かな実⼒を披露してきたチョン・ユミが演じ、無意識の異常⾏動をきっかけに、眠ることに恐怖を抱く夫を『パラサイト 半地下の家族』のイ・ソンギュンが務める。
解禁された本編映像は、寝返りを打った妻スジン(チョン・ユミ)が、隣にいるはずの夫の姿がなくて目覚めるところからはじまる。電気を点けるとそこには、暗闇の一点を見つめる夫ヒョンスの姿が。そして、おもむろに「誰か入ってきた」と呟いて、また眠りについてしまった。寝ぼけているのかと、スジンが微笑したのも束の間、扉の向こうから大きな音が聞こえてくる。
■『スリープ』本編映像
音の正体は何なのか?入ってきたのは誰なのか?緊迫したスジンの表情から、恐ろしくも興味深い想像が膨らむ映像となっている。また、併せて解禁された場面写真には、悪夢の始まりとなった夜の二人や、ゴミ収集箱の前で焦った様子のスジンの姿も捉えられている。
6⽉28⽇(⾦)よりシネマート新宿ほか全国公開