長編監督デビュー作にして第76回カンヌ国際映画祭批評家週間に選出され、ポン・ジュノが太鼓判を押す映画『スリープ』より、強烈な存在感を残す巫女の登場を捉えた本編映像と場面写真が解禁された。
解禁された本編映像は、登場の瞬間から強烈な存在感を放つ巫女が、夫婦を悩ませる“それ”を探る様子が収められたもの。神楽鈴を取り出しロウソクを用意し、部屋を見回り終えると「鬼神は眠っている者に憑く」「眠ると人の魂は弱くなる―」と語りだす。そして次の瞬間、何かに気づいた様子の巫女が鈴をかき鳴らしながら夫ヒョンス(イ・ソンギュン)の目の前に。ヒョンスの頭上を見つめ不敵な笑みを浮かべる巫女は、一体何を見たのか!?果たして“それ”は超自然的な現象なのかー。
■『スリープ』本編映像
あわせて解禁された新場面写真4点は、巫女の様々な表情が見られるもので『哭声/コクソン』でファン・ジョンミンが演じた祈祷師を彷彿とさせるインパクトある出で立ちが見られる。
巫女のキャラクターについて、ユ・ジェソン監督は「途中で物語の流れを180度変える存在として、無意識のうちに『ポルターガイスト』をイメージしていました。」と語り、見事にこの難役を演じきったキム・グムスンについて「頭からつま先まで強烈な印象を残せる俳優を探していた時、彼女を見た瞬間に不思議なオーラで圧倒され、この人だ!と思いました」と振り返った。
6月28日(金)よりシネマート新宿ほか全国公開