危険地帯ジャーナリスト丸山ゴンザレス『ロスト・フライト』を納得解説!特別映像解禁!

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11月10日(金)

極限状況からの脱出劇というシンプルなプロットに、航空パニックのスリルと、脱出サバイバルの緊迫感を詰め込んだハイブリッド・サバイバルアクション『ロスト・フライト』。「そういう風になるよね」経験に裏打ちされた解説が炸裂!!丸山ゴンザレスに危機の処世術を聞いてみた動画解禁!

■映画『ロスト・フライト』のリアリティ
現代の犯罪ツール、そういったものは全部詰め込まれている感じでしたね。この手のパニックものというか、そういうのに対してディテールが異様に細かいというのは印象的です。銃弾が車体を抜けてくること、そのリアリティ。この演出なかなか無いよなと思います。一般の乗客の人たちが「うわー!」ってなるじゃないですか?あの感じは分かります。本当に撃ち合いが始まると普通パニックになって動けなくなっちゃったり、「ひゃー!」ってなっちゃたり。まあそういう風になるよねと思って見ていました。

■劇中のようにゲリラに出会ったら?
副機長のやっていた行動が本来正しいですね。全員を留めて、代表者同士で話し合うということ。話し合ってくれるタイプかどうかっていうのも確かめなくてはならない。ただ、全体の様子はなるべく見ておいた方がいいかなとは思うんですよね。そういう風に捕まったりした時は。今自分の置かれている状況はどういうところなのかって冷静に見ながら、なおかつ悪目立ちしない。僕が面白かったのは、ゲリラ組織が金目のものを集めるとなった時に「タブレット」って言ったじゃないですか?あれが現代っぽいなあと思いましたね。いやー、タブレットはお金になるもんな~と思いました。

■身代金ビジネスのリアル
身代金誘拐っていうのはもう定番の犯罪なんですよ。全然珍しくないです。額面が無理な金額を吹っかけて話題にして、外の世界に自分たちの存在感を発信するタイプもあれば、妥協点がちゃんと見出せるような金額を請求して、ちゃんとビジネスとして成り立たせているところもあります。割とどこの地域の犯罪組織もやっているかなという感じですね。

■機長が犯罪者を捜索に同行させたのは何故か?
「彼を選ぶ」っていうことよりは「彼を選ぶ、一緒に連れて行く」っていうことが、周りの乗客や乗員達にとっていかにメリットがあるかっていうことを示すことの方が大事だと思ったんですよ。「正しいかどうか?」じゃないんです。「納得させられるかどうか」はやっぱ大事になってくるかなと思って見ていました。で十分納得させたなと思いましたね。

■この作品の楽しみ方
時間幅をギュッとしてくれたんで、海外のバーとかでちょっと流れている映画な感じがして。オーディエンスはすごく好きだと思いますよね。批評家受けとかはあまり狙わなくていいかなと。バッとビール飲みながら見て楽しむタイプ。なんですけど、飛行機で特に LCC とかでスマホで見た時にイヤーな気持ちになると思うんで、それだけはちょっと避けた方がいいかなと思いましたけどね。(笑)

丸山ゴンザレスが語る『ロスト・フライト』のリアル特別映像

11月23日(木・祝)TOHOシネマズ日比谷他全国ロードショー

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