ライフ･イズ･ビューティフル

第二次世界大戦前夜の1939年、ムッソリーニ政権下のイタリア。ユダヤ系イタリア人のグイドは、叔父を頼りに北イタリアの田舎町にやってきた。何事にも前向きで陽気なグイドは、小学校の教師ドーラに一目惚れ。強引にアタックし続けて、ついに彼女と結婚する。数年後、戦時色が濃くなり北イタリアにもナチス･ドイツが駐留してきた。それでもグイドは街に念願だった本屋を開き、ドーラと幼い息子ジョズエと共に幸せな日々を送っていた。だが、ジョズエの誕生日パーティーの準備中、強制収容所への収監命令が下った。 1998年の米アカデミー賞で外国語映画賞、ロベルト･ベニーニが主演男優賞を受賞。カンヌ国際映画祭で審査員特別グランプリを受賞。