マグダレーナ 「きよしこの夜」誕生秘話

1818年、オーストリア。オーベンドルフに新たに赴任してきたモア神父は、その進歩的な思想のため修道院長の反感を買う。教会に来ない人々を訪ねてモアは友人のグルーヴァーと貧民たちの盛り場を訪ねる。そこで出逢ったマグダレーナは、はじめ場違いな神父をからかうも、その真摯な姿勢に感銘を受け、直ぐ様恋に落ちる。神父もマグダレーナに愛を感じるが、神に捧げた身ゆえに苦悶する。神父を嫌う修道院長と、彼と昵懇のサイドル男爵は、マグダレーナと神父が姦淫している旨の上申書を、司教に送りつけるべく奸計をめぐらす。

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