炎のランナー

陸上競技の「ケンブリッジ大学四人組」の一人として華々しく活躍するハロルド･エーブラムスは、ユダヤ系であるが故の、差別や偏見を受けていた。一方、スコットランド人宣教師の息子エリック･リデルは、競技で勝利することが宣教に役立つと考えていた。競技会でエリックに敗北したハロルドは、サム･ムサビーニの指導を受けることに。オリンピック出場を目指す二人の熱い戦いは、次第に苛烈なものなっていく。 1981年の米アカデミー賞で作品賞、カンヌ国際映画祭でイアン･ホルムが助演男優賞を受賞。