十二人の怒れる男
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いわゆる「法廷劇」の代名詞ともいえる、密室ドラマの金字塔。もとはテレビドラマとして製作された作品で、陪審室のみを舞台とする密室劇ながら、スクリーンでもまったく遜色ない傑作に仕上がっている。低予算でもこれだけの映画が作れる、というお手本のような作品だ。
ニューヨークの法廷で、17歳の少年が起こした父親の殺人で罪が問われていた。状況証拠は少年に不利なものばかりで、誰が見ても有罪と思えた。全員が有罪を支持し、決着するものと思われたのだが、最初の評決で陪審員第8番のみが無罪を主張。全員一致が原則であるため、証拠の検証が再開された。
- 公開日
- 1959年8月1日(土)
- 受賞
- ベルリン映画祭金熊賞
- 監督
- シドニー・ルメット
- 脚本
- レジナルド・ローズ
- 撮影
- ボリス・カウフマン
- 音楽
- ケニヨン・ホプキンス
- 製作年
- 1957
- 製作国
- 米
- 原題
- 12 ANGRY MEN
- 上映時間
- 96
- 映倫
- 99