ゴールド 金塊の行方

インドネシアの山奥で過去最大と呼ばれる巨大金脈を発見し、一攫千金の夢を成し遂げた探鉱者、ケニー・ウェルス。倒産寸前だった彼の会社はV字回復。 ウォール街の巨大投資銀行から全世界の金山を牛耳ってきた黄金王までがケニーの成功を賞賛し、それを連日報じる全米のメディアは、彼を一躍スターへと押し上げた。 そんな中、報じられたのは衝撃のニュースだった。170億ドルの金塊が一夜にして消えた―。 「オレは何も知らない!」ケニーの主張も空しく、会社の株価は大暴落。混乱の中、メディアや株主からの追求は激しさを増し、そして遂にFBIの捜査が始まった。 騙したのは、誰だ―。

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