榎田貿易堂
(C)2017映画「榎田貿易堂」製作委員会
店主の榎田洋二郎が”何となく、勘で”ふらふらと始めたリサイクルショップ・榎田貿易堂。
「扱う品はゴミ以外。何でも来いが信条さ」という店主のもとには、店同様に様々な人間が集う。
夫婦仲に悩む従業員・千秋、対人関係に問題を抱える同じく従業員・清春、よく店に油を売りに来る終活中の客・ヨーコに、一時的に帰省して実家の旅館を手伝っている、自称スーパーチーフ助監督・丈。ある夏の日のこと、いつものように彼らが集う中、店の看板の一部が落下する。「これ予兆だよ。何か凄いことが、起きる予兆」と言う洋二郎の言葉通り、それぞれの抱える悩みや問題が、その日を境に動き出す……。