若い傾斜

(C)1959 日活
川瀬康夫は、昼は東亜電力に勤め、夜は城南大学で法律を学んでいる青年だ。緒方法律事務所に勤める母の奈津江と二人でアパートに住んでいた。このアパートには、康夫の上役に当る櫟係長の一家もあった。櫟の娘・千加子は康夫に好意を持っていた。東亜電力では汚職の摘発にあった。専務の五十嵐は、櫟に罪を背負うことを引受させた。櫟は一冊の手帳を康夫に預けた。康夫はその手帳から、会社の大きな汚職を知った。

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