俺の選んだ女

(C)1976 東宝
角筈亘、29歳、広告会社社長。戦災孤児としてただ一人、腕一本で生きてきた男。目的のためなら体当りでぶつかり、どんな事でもする。それが肌で感じとった亘の人生哲学なのだ。しかし、なんとか会社の売り上げを伸ばそうとする亘のやり方は突飛すぎて、警察には頭痛のタネ。そんな亘の恋人・陶子は京女。猛スピードで行動する亘とは正反対のスローペース、いうなれば、古風で優雅な京女そのものなのだ。その陶子の母が二人の結婚にストップをかけて来た。陶子の家柄には、戦災孤児は困るというのだ。せめて、両親の名前だけでもはっきりしなければ、絶対に結婚させないというのであった。

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