五島のトラさん
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高校を卒業するとほとんどの人が島を離れて都会にでる。新上五島町で五島うどんの製麺業を営むトラさんこと犬塚虎夫さん。“五島には綺麗な海や景色もあり自然の宝庫。故郷で生きていく術は色々ある。”と、うどん製麺のほか、天然塩の製造を県内でもいち早く始めた。うどん製造は7人の子どもたちにも手伝わせ、家族の絆、子育てにも役立てている。子どもたちは毎朝5時に起き、1時間家業を手伝ってから学校に行く。金を稼ぐということの意味を学んだり、責任感を持たせる勉強になっていると話すトラさん。取材開始から22年。さまざまな出来事を映像に収めてきた。長男は漁師に、末っ子は高校の教員に。喜び、別れ、悲しみ…家族の風景22年のドキュメンタリー。