疾風ロンド

(C)2016「疾風ロンド」製作委員会
医科学研究所の研究員であった葛原が、ワクチンの開発途中に精製した、日本に存在してはならないバイオセーフティレベル4の炭疽菌。盗み出された「K-55」は全部で200グラムとなっており、ガラス製の容器に密閉された状態で埋められている。容器は、ゴムの一種であるエボナイト棒で栓がされている為、気温10度を超えると栓が膨張し、瓶が割れ「K-55」が拡散してしまう。2001年に起きたアメリカ炭疽菌事件では、わずか1グラムにも関わらず、付近一帯を除染するのに数年かかっている。 脅迫メールに添付されていた画像に映っているくまのぬいぐるみ。スキー場の何処かに埋められた「K-55」の場所を示しており、中には発信器が入っている。方向探知受信機で探し出す事が出来るが、発信器のバッテリーが4日しか持たない。

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