柳生武芸帳 夜ざくら秘剣
(C)東映
「柳生武芸帳」シリーズ第2作。
大和の国、柳生本陣の奥深く秘められた柳生武芸帳浮月の巻が嵐の一夜盗み去られた。将軍家指南役の柳生新陰流の地位をねらう疋田陰流一派の霞の多三郎の仕業だ。一派の隠れ家は根岸にあり、千四郎、多三郎を頭に秋葉信助、原田菊二郎、しぐれのお銀らいずれも大老土井大炊守と結び、幕閣の利け者、永井信濃守、松平伊豆守の失脚をもねらっている。土井大老は将軍家光に働きかけ、柳生宗矩に水月の巻を差し出させるようしむけた。
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