アトリエの春、昼下がりの裸婦
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1969年、ベトナム戦争が韓国にも暗い影を落としていた時代。全身の麻痺が進む難病を抱えた天才的な彫刻家ジュングは、妻の勧めで美しい湖畔の田舎町で療養していた。創作を断念し、生きる希望も失った夫を見かねた妻は、モデルを探して夫の創作意欲を取り戻させようと、素朴ながらも美しい町娘ミンギョンを連れてくる。湖畔のアトリエでミンギョンをモデルに創作を再開したジュングは徐々に活力を取り戻し、初めはヌードになることに戸惑っていたミンギョンもまた、悲惨な家庭生活の辛さから解放され本来の明るさを取り戻しつつあった。やがてふたりは彫刻家とモデルという関係を超え、徐々に深い絆で結ばれていくのだが…。