ハロウィンナイトメア
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出版社で働く紗季は、出版業界に就職できたはいいものの、希望していたファッション誌ではなく、オカルト雑誌「ノロイック」編集部に配属され、うんざりしながらも、こなれた手つきでトンデモ記事をつくる自分に嫌気がさしていた…。
そんなある日、「ノロイック」でも、ブームに乗じてハロウィン特集を行うことになった。オカルト好き編集長・橋本の協力のもと取材していく中で、毎年ハロウィンの日に未解決殺人事件が連続して起きている事実を知る。しかも、その数は毎年一人ずつ増えている…。
都市伝説とも言えそうな、その不可解な謎をたどっていくと、ある一人の女性に辿り着いた。カエデという名のその女性は、一人目の被害者の級友であり、第二の被害者の娘であるという。
ハロウィンの時期が近づき、ジャック・オーランタン(カボチャお化け)たちが街を賑やかに彩り始めたころ、今年も事件は起こるのだった…。