ジョン・ラーベ 南京のシンドラー

日中戦争が始まって間もない1937年12月。日本軍は中華民国(蒋介石)の首都・南京へ侵攻し陥落させた。首都機能はすでに重慶へ移転しており、数十万の市民と中国兵士、そして十数人の欧米人が南京に残留した。残った欧米人たちは、迫りくる日本軍から市民を保護する為、南京安全区国際委員会を設立、その委員長に選ばれたのがシーメンス南京支社長のジョン・ラーベだった。

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