ハッピーエンドが書けるまで
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ビル・ボーゲンズと息子のラスティは感謝祭の準備をしていた。3年前に離婚したビルの元妻エリカの席も用意されていたが、彼女は現れない。そこへ大学生の娘サマンサが帰省する。食事の席で、サマンサは自分の本が出版されることを報告し、家族で祝杯をあげる。しかし母親を毛嫌いしているサマンサは用意された空席を見て弟に不平を漏らす。エリカはサマンサと1年以上も会話がなく、初出版の件もまったく知らされていなかった。
ラスティは学校でケイトという少女に思いを寄せていた。英語の授業で詩をクラスの前で朗読すると、授業後ケイトから声をかけられ、すてきな詩だったと褒められる。家に帰ると、ラスティは父が自分の日記を読んでいるところに出くわし、読まないという約束をなぜ破ったのかと問い詰める。ビルはちゃんと書いているか確認していたところ、目を引く文章があったために思わず読んでしまったと説明し、謝罪する。さらにビルは、お前には経験が足りない、もっと外に出て遊べとラスティに助言する。助言を受け、ラスティは友人のジェイソンと一緒にパーティーに参加する。そこでケイトがコカインを吸っているところを目撃してしまう。