最後の命
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幼少期に凄惨な事件に巻き込まれた明瀬桂人と冴木裕一。事件の記憶にとらわれながらも成長したふたりは、やがて再会を果たすが、その夜に桂人の部屋で殺人事件が発生。桂人は取り調べのなかで、裕一が指名手配中の容疑者であることを知る。「Snowing」が流れる予告編は、人間の業を目の当たりにした過去に傷つき、翻ろうされるふたりの運命が交錯する様子を映し出す。マッチの小さな火に、「事件の真実の中に生きる理由がある」という言葉が浮かび上がり、先の読めない物語へと引き込んでいく。