南風

ファッション誌編集者・風間藍子は、取材のため台北を訪れる。自転車を借りるために立ち寄った店で、16歳の少女トントンと出会う。トントンは21歳と偽り、モデルのオーディション会場に行くため、藍子のガイドとして自転車の旅に同行する。最初はなかなかかみ合わなかった2人だが、旅の途中で台湾人の青年ユウや日本人サイクリストのゴウとも出会い、旅を続けていくなかで心を通わせていく。