女賭博荒し
(C)KADOKAWA 1967
シリーズ第3作。
OLの銀子は、時折なじみのバーでみせる水際立ったダイス捌きでバーテンたちをかもにするのが唯一の楽しみだった。父の辰吉が金に困っていることを知った銀子はバーで知り合ったツボ振り・鉄に誘われ始めて賭場へ行き、鉄が驚くほどの勘と度胸を見せる。銀子が賭場で金を得たことを知った辰吉は、その金を返すために鉄火場に行くが、かって日本一のツボ振りだった辰吉はそこで行われていたイカサマを見抜いたために殺されてしまい、銀子は父の霊前でその復讐を決意する。