ホームレス理事長 退学球児再生計画
(C)東海テレビ放送
東海テレビドキュメンタリー劇場第6弾。
様々な事情で高校をドロップアウトした球児たちに「再び野球と勉強の場を」と山田豪理事長が創立したNPOルーキーズ。しかし、チームの資金繰りは困窮し、理事長の自宅は電気・ガス・水道が止められていた。しかし、あきらめない理事長は、寄付集めに奔走し、消費者金融に駆け込み、取材クルーに借金を願い出、挙句、カメラの前でヤミ金の借金申し込みにペンを走らせる。
本作が東海テレビで放送されると、視聴者からは理事長への激励と、無策ぶりへの侮蔑という真逆の反応がよせられた。さらに、監督による選手へのビンタ行為への抗議により、フジテレビは本作の放送を謝絶。もはやテレビでは見られない、懸命に生きる市井の人々を追った「問題作」。