赤×ピンク
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東京、六本木。廃校になった小学校で毎夜繰り広げられる格闘イベント“ガールズブラッド”。ここは、思い思いの衣装でコスプレをした女達が戦う、会員制の地下ファイトクラブ。性同一性障害に悩む空手家“皐月”、SMクラブで女王様のバイトをするボンテージ姿の“ミーコ”、14歳にしか見えないロリータフェイスの“まゆ”。彼女たちは、何かを求めて毎夜ここにやってきては戦いに明け暮れる日々をおくっていた。
ある日、ガールズブラッドに千夏という美しい女性がやって来る。“上海娘リリーちゃん”と名付けられリングにあがった千夏は、その桁違いな強さでミーコ等を圧倒する。実は、千夏は伝説の空手家の娘で、安藤一門という空手一家で育った本物の女性格闘家だったのだ。そんな千夏に皐月は一目惚れし、千夏も皐月の性同一性障害を見抜き、いつしか二人はお互いの存在を求めあうようになる。
しかし、千夏の夫・安藤乱丸が彼女を連れ戻すため一門を引き連れガールズブラッドを襲撃。皐月たちは千夏を守るために立ち上がるが。