フォンターナ広場 イタリアの陰謀

(C)2012 Cattleya S.r.l. – Babe Films S.A.S
1969年12月12日16時37分。ミラノ。大聖堂ドゥオモの裏側にあるフォンターナ広場に面した全国農業銀行が爆破された。死者17人、負傷者88人。ミラノ警察は、アナキストたちの犯行を疑い、彼らを次々に連行、彼らのリーダー的存在である鉄道員ピネッリも容疑者とされた。だが現場の指揮をとるカラブレージ警視は、ピネッリの人間性を信頼し、彼らの犯行だとは簡単には信じられなかった。そして、ある夜、思いがけぬアクシデントが起こる。ピネッリが、取調中に転落死を遂げてしまったのだ。自殺か、事故死か、殺人か。ピネッリの妻は夫の無実を信じ、警察を訴える。カラブレージ警視は裁判でその矢面に立たされながらも、次第に爆破事件の真相に近づいていくが、そこには知ってはならない真実があった…。

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