子宮に沈める
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育児放棄の実事件をもとに、家庭の密室を描いた社会派フィクション 孤独が、母を追いつめる。
苫小牧、三郷、大津、そして大阪。家庭という密室で、繰り返され止まらない”育児放棄”という名の殺人事件。その度に母親だけが糾弾される、変わらない社会の論調。”育児放棄”は、別世界の出来事なのか?あなたの周りにある、母子への無関心と非協力。当たり前に”母性”という言葉に縛られ、独り抱え込む母親たち。シングルマザーたちの見えない経済環境。今、声にならない母親たちの叫びに、その孤独に。あなたは何を感じ、想うのか?