受難
(C)2013姫野カオルコ・文藝春秋/「受難」製作委員会
天涯孤独でずっと修道院生活育ちの汚れなき乙女、フランチェス子。社会に出てもどうして男女は付き合うのか、セックスをするのかという疑問に日々真剣にぶつかり悶々とする毎日。そんなある日、彼女の股間に突然、人面瘡ができる。しかもその人面瘡は、「お前はダメな女だ!」と主人である彼女を日々罵倒する相当にひねくれた人格の持ち主。そんな人面瘡を彼女は“古賀さん”と名付け、罵詈雑言を浴びせながらも健気に共同生活をおくることになるのだが…。