キャプテン･フィリップス

2009年ソマリア沖を航行中のコンテナ船が海賊に襲撃された。船長のリチャード･フィリップスは、乗組員20人の解放と引き換えに、自らが人質となることを申し出る。誰一人味方のいない極限下で、彼は海賊を相手に命懸けの駆け引きを繰り広げる。やがてそれは、アメリカ国家の威信を賭けた闘いへと発展していく。海軍特殊部隊ネイビー･シールズを出動させた作戦は、人質救出か? それとも海賊共々殲滅か?「生きて、愛する家族のもとへ還る」という願いだけを支えに耐え続けた、フィリップス船長の生死を懸けた緊迫の4日間。