都会のジャングル

1924年フィラデルフィア。マイクは町の名門ローレンス家のウィリアムと大学教授の娘ケイトの結婚式をみていた。彼女はマイクの恋人だったが、地位と名声のために彼をすてて、ウィリアムと結婚したのだ。その夜、ウィリアムは花嫁をおいて家を出たきり戻らなかった。そして、自動車事故で急死した。ケイトはマイクの子トニーを生んだ。が、彼女は結婚しようとはいわなかった。ウィリアムの母親も息子の子供ではないと非難したが、トニーにローレンス姓を名乗らせた。トニーは22歳に成長した。彼はプリンストン大学の優秀な学生で、マイクのところでアルバイトをしていた。ある日、彼は交通事故で金持ちの美しい娘ジョーンと知りあった。彼女にはカーターという婚約者がいたが、2人の間には恋がめばえた。