七人の野獣

(C)1967 日活
射撃の名手木戸は、三年前に密輪事件を追っていたとき、相沢組の組長を射殺して退職した元刑事だった。ある日、賭博の現行犯で連行された木戸は、特捜班の佐東から、国籍不明の外国人カルロスに監禁されている有能な原子力研究所技師萩原をセイラム国大使館別荘から救い出してほしいと頼まれた。そこは治外法権で警察は手が出せないため、十二日後に親善パーティを偽装して行なわれる各国秘密機関の、萩原入札の現場に木戸が潜入し、萩原さえ救い出せば入札のために集まる三億近い金は奪ってもいい、と佐東は語った。木戸は準備金五百万を貰って仲間集めに取りかかった。

ShareSNSでシェアしよう!

TOP