忍者部隊月光
(C)東映
水爆の何千倍という威力を持つ「Zスター爆弾」が、NATOに秘密裏に運ばれる途中、爆撃機もろともブラック国際軍事秘密結社に奪われてしまった。東西両陣営の衝突を招き、その混乱をついて世界制覇を企むブラックは、世界連合のベルドリック事務総長に脅迫状を叩きつけた。一千億円相当のダイヤを出さねば某大都市をZ弾で破壊するというのだ。さらにブラックによってZ弾の発明者であるローゼンハトマー博士と藤波博士が誘拐されてしまう。Z弾奪還と博士たちの救出に乗り出した月光を始めとする9人の忍者部隊は、ブラックのアジトがアジア大陸のゴーダル山脈にあることを突き止めて早速乗り込むのだが、核心部にたどり着くことは出来なかった。そして、本部に引き上げた月光たちを待っていたのは、太平洋の指定地点にダイヤを落下しろというブラックからの最後通告だった。