アルカナ
(C)小手川ゆあ・日活 2013
謎の連続大量殺人事件を追う刑事・村上は事件現場で記憶を失った少女・マキに出会う。マキは、事件の被害者である<死者たちの苦しむ声>に導かれて、気づけば事件現場にいたという。しかし、凄惨な事件現場の唯一の生き残りとしてマキは容疑者とされてしまう。幼いころから<不思議な現象>に悩まされてきた村上だけがマキの言葉を信じ始めた矢先、再び事件が起きる。「事件は<分身(ブンシン)>が関与している―。」
未解決事件を扱う警視庁刑事部捜査共助課二係・通称“お宮係り”が事件を追う村上達の前に現れた。そして、<人間>が分裂し生まれた、もう一人の自分<分身>が本体である人間を襲っているというのだが…。事件を追う村上と死者の声を伝えるマキ、そして、もう一人のマキを追うお宮係り。全てが揃ったとき、<人間>と<分身>の壮絶な戦いが待っていた…。