3.11後を生きる
すべてを無くし、それでも懸命に生きる人々。生きるとは…。“あのときの瞬間”と“現在”を見つめる―。
3.11の半年後、映画監督・中田秀夫が震災地へ入り、被災された人々の“今”を取材。震災から半年後―。メディアのほとんどは原発問題にシフトし、津波に流された町の現状は断片的にしか漏れ聴こえなくなっていた。津波の恐怖体験を自らうけ、さらに最愛の家族を突然亡くし、深い悲しみの中で苦しみに耐えながら懸命に生きる人々は、どんな思いで生きようとし、どんな決別と決意をしたのだろうか…。そこで生きる人々に密着し、報道では伝え聴こえない事実を伝えるドキュメンタリー作品。