ザ・マスター
(C)MMXII by Western Film Company LLC.
海軍で海外赴任から戻った帰還兵のフレディ・クエルは、デパートでのカメラマンとして一般生活に戻っていたが、戦地で患ったアルコール依存を断ち切れず、職場で問題を起こしてしまう。その後も日常生活に適応できず、当てのない放浪の旅に出た彼は、密航した船で〈ザ・コーズ〉という新興宗教に遭遇し、その船の主であり、教団の指導者である“マスター”ことランカスター・ドッドに迎えられる。そこからフレディの人生は180度変わる。マスターはあるメゾットで悩める人々の心を解放し、カリスマ的な人気を得ている指導者だった。フレディは次第にその右腕として地位を得ていったが、その陰にはマスターの妻が潜んでいた―。そして3人の関係は次第に力の均衡を崩しはじめ、教団をも壊そうとするのだった。
2012年のヴェネチア国際映画祭でポール・トーマス・アンダーソン監督が銀獅子賞、フィリップ・シーモア・ホフマンとホアキン・フェニックスが男優賞を受賞。
- 公開日
- 2013年3月22日(金)
- 撮影
- ミハイ・マライメア・Jr
- 音楽
- ジョニー・グリーンウッド
- 製作年
- 2012
- 製作国
- 米
- 原題
- THE MASTER
- 上映時間
- 138
- INTRODUCTION
- アルコール依存症になったフレディは、放浪生活を続ける。やがて教団に迎えられるが・・・。主人公のフレディを演じるのは、ホアキン・フェニックス。教団の指導者ドットには、『カポーティ』でオスカーを手にしたフィリップ・シーモア・ホフマン。そして、ドッドの妻ペギーを演じたエイミー・アダムスもまたアカデミー賞候補の常連!優れた演技力を持つ役者が渾身の演技で魅せる。監督は、ポール・トーマス・アンダーソンが務める。本作で、カンヌ、ヴェネチア、ベルリンの世界三大映画祭の監督賞に輝くという偉業を成し遂げた。
- STORY
- 海軍での海外赴任から戻った帰還兵のフレディ・クエルは、デパートでのカメラマンとして暮らしていた。しかし、戦地でハマったアルコール依存を断ち切れず、職場で問題を起こしてしまう。普通の生活に適応できず、放浪生活をするのだった。あてのない旅に出た彼は、密航した船で「ザ・コーズ」という教団に遭遇。その船の主であり、指導者であるランカスター・ドッドに迎えられる。フレディは次第にその右腕として地位を得ていくが、その陰にはドッドの妻が潜んでいた―。
- CASTING
- ●ホアキン・フェニックス 1974年10月28日生まれ。プエルトリコ出身。主な出演作は、「グラディエーター」(00)、「クイルズ」(00)、「戦争のはじめかた」(01)、「サイン」(02)、「ヴィレッジ」「炎のメモリアル」「ホテル・ルワンダ」(04)、「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」(05)、「アンダーカヴァー」(07)、「容疑者、ホアキン・フェニックス」(10)など。 ●フィリップ・シーモア・ホフマン 1967年7月23日生まれ。ニューヨーク州出身。主な出演作は、「マグノリア」「リプリー」(99)、「あの頃ペニー・レインと」(00)、「レッド・ドラゴン」「パンチドランク・ラブ」(02)、「コールド マウンテン」(03)、「カポーティ」(05)、「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」(07)、「脳内ニューヨーク」(08)、「マネーボール」(11)、「25年目の弦楽四重奏」(12)など。 ●エイミー・アダムス 1974年8月20日生まれ。イタリア出身。主な出演作は、「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」(02)、「魔法にかけられて」「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」(07)、「ダウト ~あるカトリック学校で~」(08)、「サンシャイン・クリーニング」(08)、「ナイト ミュージアム2」(09)、「ザ・ファイター」(10)、「ザ・マペッツ」(11)、「人生の特等席」(12)、「マン・オブ・スティール」(13)など。 ●ローラ・ダーン 1967年2月10日生まれ。カリフォルニア州出身。主な出演作は、「ジュラシック・パーク III」(01)、「I am Sam アイ・アム・サム」(01)、「デブラ・ウィンガーを探して」(02)、「インランド・エンパイア」「ロンリーハート」(06)、「チェイシング/追跡」(08)、「ミート・ザ・ペアレンツ3」(10)など。
- 映倫
- 20
- 配給会社
- ファントム・フィルム