ゲキ×シネ「髑髏城の七人」
(C)ヴィレッヂ/劇団☆新感線
敵は関東 髑髏党・鉄機兵二万。傷だらけの七人が天を討つ―。
天正十八年。織田信長亡き後、天下統一は豊臣秀吉によってなされようとしていた。しかしそれに抗う一人の男が関東に存在した。それは、漆黒の髑髏城に潜む武装集団≪関東髑髏党≫を束ね、自らを天魔王と名乗る、かつて信長に仕えた男であった。血を流すことも厭わず、もはや狂人と化した天魔王率いる関東髑髏党に追われていた女を、行きがかりから助けた捨之介は、女を匿ってくれるという色里で無界屋蘭兵衛に出会う。奇妙な縁に操られ、関東に集まり始める者たち。捨之介と無界屋蘭兵衛が共に抱える過去、そして天魔王とのつながりも明らかになる時、天魔王の悪しき野望も明らかになろうとしていた。すべてを覚悟した捨之介は天魔王を止めるため、たった七人で、二万の兵で固められた髑髏城を攻め落とすことを決意するのだった。