ひまわりと子犬の7日間

(C)2013「ひまわりと子犬の7日間」製作委員会
宮崎県の動物管理所で起こった奇跡の実話を元に描かれる、命の大切さを見つめる感動作。 ある冬の寒い日、母犬と生まれたばかりの子犬が保健所に収容される。母犬は近寄る人すべてに激しく吠え、懸命に子犬を守ろうとしていた。一匹でも多くの犬を助けるため、日々里親探しに奔走する職員の神崎彰司は、命がけでわが子を守る母犬と出会い、その小さな命を守ろうと決意する。犬たちの収容期間は7日間。その間に、新しい飼い主を見つけ、人に慣れた犬として渡さなければならない。彼は、母犬の強い母性から、母犬がかつて人に飼われ、愛されていたはずだと確信する。そして、収容期間を延長するというルール違反をしてまで、必死に心を開かせようと奮闘するが、母犬は心を許さない。彰司の娘は、事故で亡くなった自分の母親と母犬の姿とを重ね、「子犬とお母さん、一緒にいさせてあげて」、と父親に懇願する。そして、もう一度太陽の下で生きていけるよう、母犬に「ひまわり」と名付けるが、その願いもむなしく、犬たちの命の期限は刻一刻と近づいていた―。
公開日
2013年3月16日(土)
監督
平松恵美子
脚本
平松恵美子 山下由美
撮影
近森眞史
音楽
寺嶋民哉
出演
堺雅人 中谷美紀 でんでん 若林正恭 吉行和子 夏八木勲 草村礼子 左時枝 近藤里沙 檀れい 小林稔侍
製作年
2013
製作国
日本
上映時間
117
INTRODUCTION
2007年に宮崎県で起こった奇跡の実話。それをを基に『武士の一分』『母べえ』『おとうと』のスタッフが映画化した。監督は、20年にわたり山田洋次監督作の共同脚本、助監督をつとめてきた平松恵美子が務める。巨匠とともに“日本の家族”を見続けてきた女性監督が、心に残る新たな感動作を誕生させた。ひまわりの心を開かせようと奮闘する主人公の彰司役には、『武士の家計簿』『ツレがうつになりまして。』の堺雅人。彰司を見守る幼なじみの獣医・五十嵐美久役に中谷美紀。さらに、吉行和子、でんでん、夏八木勲、草村礼子、檀れい、小林稔侍など数々の映画賞に輝く実力派俳優が結集した。信じることで繋がり合う想いを描く、やさしい命の物語。
STORY
信じる心を失った母犬との出会い。ぼくらは、その小さな命を、守ると決めた― 実話から生まれた、やさしい愛に満ち溢れた感動作。その犬は、おじいさんとおばあさんのもとで、愛情をいっぱいに受けて、すくすくと育った。でもいつしか2人はいなくなり、人の愛を失い、ひとりぼっちになってしまった。やがて、自然の中で強く生き抜き、子犬を授かった。妻を亡くし、2人の子供を育てる保健所職員・彰司は、命がけで我が子を守ろうとする孤独な母犬と出会い、その小さな命を守ろうと決意する。そして、人に心を閉ざしてしまったその犬に、「ひまわり」と名付けた。
CASTING
●堺雅人 1973年10月14日生まれ。宮崎県出身。主な出演作は、「壬生義士伝」(02)、「ハチミツとクローバー」(06)、「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」(07)、「アフタースクール」「ジャージの二人」(08)、「ジェネラル・ルージュの凱旋」「南極料理人」「ゴールデンスランバー」(09)、「武士の家計簿」(10)、「ツレがうつになりまして。」(11)など。 ●中谷美紀 1976年1月12日生まれ。東京都出身。主な出演作は、「壬生義士伝」(02)、「雨鱒の川」(03)、「ホテル ビーナス」「約三十の嘘」「力道山」(04)、「電車男」(05)、「嫌われ松子の一生」「7月24日通りのクリスマス」(06)、「シルク」(07)、「スイートリトルライズ」(10)、「阪急電車 片道15分の奇跡」「源氏物語 千年の謎」(11)など。 ●でんでん 1950年1月23日生まれ。福岡県出身。主な出演作は、「EUREKA ユリイカ」(00)、「RED SHADOW 赤影」(01)、「樹の海」(04)、「雪に願うこと」(05)、「どろろ」(07)、「パッチギ! LOVE&PEACE」「遠くの空に消えた」「サッド ヴァケイション」「母べえ」(07)、「クライマーズ・ハイ」(08)、「蟹工船」「ゴールデンスランバー」(09)、「SP野望篇」「大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇」(10)、「神様のカルテ」(11)、「映画 鈴木先生」(12)など。 ●吉行和子 1935年8月9日生まれ。東京都出身。主な出演作は、「菊次郎の夏」「御法度」(99)、「新・雪国」(01)、「ナースのお仕事 ザ・ムービー」(02)、「透光の樹」(04)、「佐賀のがばいばあちゃん」「地下鉄(メトロ)に乗って」(06)、「監督・ばんざい!」「舞妓 Haaaan!!!」(07)、「僕の彼女はサイボーグ」「崖の上のポニョ」「20世紀少年」「おくりびと」(08)、「いけちゃんとぼく」(09)、「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」(11)、「東京家族」(12)など。
映倫
99
配給会社
松竹

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