やくざ刑事(デカ) 恐怖の毒ガス
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警視庁特捜部、隼田志郎は、クラブ「サファリ」の経営者、元新生会幹部関口の動きをさぐっていたが、舎弟黒川に取り入って、決死の潜入を開始した。一方、相棒の峰尾も関口と通じているらしいボルマンの身辺を洗うことになった。どうやら関口はボルマンと組んで、毒物学の権威西博士のGX毒ガス製造法とその研究データを某国諜報部に売りつける腹らしい。関口らは取引きを有利にせんと博士の一人娘美奈を誘拐した。取引きは高速道路上で行われた。隼田は美奈の救出を命じられていたが、巧みに仕組まれた罠によって、すべての書類は関口の手に渡ってしまった。