豆富小僧
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豆富小僧の父親は、妖怪の総大将である見越入道。だが、豆富小僧は気が弱く、人間を恐がらすことができない。父親には怒られるし、妖怪仲間には笑われる。悲しくなってしまった。そして、別れた母親を探して、妖怪の森を達磨先生と一緒に抜け出すのだった。森を抜ける途中、タヌキに騙されてお堂に閉じ込められてしまう。タヌキ一族と妖怪は数百年にわたって対立し、タヌキたちはいつか妖怪を滅ぼそうと狙っているのだ。突然、お堂が壊れ、投げ出された先は、見たこともない光景が広がっていた。なんと、豆富小僧と達磨先生は、200年後の世界へ。どこを探しても妖怪の姿はなく、人間がたくさんいる。すれ違っても自分たちの姿は見えないのだ。ところが、タワーで出会った一人の女の子・アイちゃんには見え、すぐに仲良くなってしまうのだった。