英国王のスピーチ

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ジョージ6世は、幼い頃から吃音を抱え、内気な性格から人前に出ることが苦手だった。そんな彼は、王位を捨てた兄の代わりに英国王になってしまった。現在のエリザベス女王の父親である。言語聴覚士の治療を受けても治らず、妻のエリザベスはスピーチ矯正の専門家ライオネルを訪ねる。そして、ライオネルは、精神的なものが原因であると考え、ジョージ6世の心をほぐしていくのだった。一方、ヒトラー率いるナチスドイツとの開戦が迫ってきた。揺れる国民は、国王の言葉を待ち望んでいたのだ。王は、国民の心を一つにすべく渾身のスピーチに挑むのだった。 2010年の米アカデミー賞で作品賞、トム・フーパーが監督賞、コリン・ファースが主演男優賞を受賞。

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