小屋丸 冬と春
(C)ミラージュイリミテ、ジャン=ミシェル・アルベローラ
新潟県十日日町市の山奥にある、美しい棚田と豪雪で知られる小屋丸集落。おじいちゃんおばあちゃんの話す越後方言に耳を傾け、厳しい冬でも日々の生活を楽しみ、春の訪れを待ちわびる人々。丹念に拾い上げられた自然や暮しの音、詩情に満ちた美しいモノクロ映像、訪れるひとを決して拒むことのない小屋丸の温もり。
小屋丸の生活に理想の共同体(ユートピア)を見出したフランス人監督が、彼らの生活を里山の風景の移り変わりと共に静かに見守り、映し出す。