ザ・レイド
(C)MMXI P.T. Merantau Films
インドネシア、ジャカルタのスラム街にそびえ立つ30階建ての高層ビル。麻薬王タマ・リヤディが支配するそのビルは、ギャング、殺し屋、ドラッグの売人たちのアジトだった。ライバルのギャング、警察でさえ恐れ、その悪名高い難攻不落のビルに近づくことはなかった。小雨が降り注ぐ、ある夜明け前までは…。
もうすぐ父親になる新人警官ラマを含む、ジャカ巡査部長率いる20人のSWATチームは、麻薬王タマを逮捕するため、悪の巣窟たるビルの奇襲計画を実行に移す。ワヒュ警部補の指揮の元、見張りをしていた武装ギャングを始末し、ビルの中に突入することに成功。タマの部屋がある15階を目指し、各階を制圧しながら階段を駆け上がるSWATチーム。しかし、5階で見張りの一人に逃げられ、彼らの侵入がタマや手下たちにバレてしまう。
タマはSWATを迎撃するため、迅速に隣のビルに2人のスナイパーを配置させ、銃撃開始。意表を突かれたSWATは一人、また一人と血の海に沈んでいく。ビルの外で警備していた別のSWATチームは壊滅状態に。さらにタマの策略によって、住人たちまでもが敵にまわってしまう。
絶体絶命の四面楚歌な状況に置かれた隊員たちの半数は、マッド・ドッグ率いるギャングたちの怒涛の銃撃に遭い、ハチの巣にされてしまう。生き残ったワヒュやジャカ、ラマたちは退却を試みるが、ビルの内外から銃撃され身動きが取れない。
マッド・ドッグとジャカが一対一の激しい戦いを繰り広げる中、ラマも超人的な身体能力の高さと高度な格闘スキルを駆使し、襲い掛かってくるギャングや殺し屋たちを一人ずつ始末しながら上階を目指し邁進する。しかしラマには、衝撃の事実が待ち受けていた―。
- 公開日
- 2012年10月27日(土)
- 監督
- ギャレス・エヴァンス
- 脚本
- ギャレス・エヴァンス
- 撮影
- マット・フラネリー
- 製作年
- 2011
- 製作国
- インドネシア
- 原題
- THE RAID
- 上映時間
- 102
- 映倫
- 20
- 配給会社
- KADOKAWA