エッセンシャル･キリング

アフガニスタン。偵察活動中のアメリカ兵たちと鉢合せしてしまった1人の男ムハンマド。反撃の甲斐もなく捕えられ、収容所で拷問された彼は、別の場所への移送中に逃亡の機を得るが、厳寒の森に迷い込んでしまう。命の限りで逃げ続ける男を、セリフ無しに描き切った。 2010年のヴェネチア国際映画祭で審査員特別賞、ヴィンセント･ギャロが男優賞を受賞。