クヌート
(C)DOKfilm Fernsehproduktion (C)Zoo Berlin
北極の冬はマイナス40度にもなる。極寒の地で、ホッキョクグマは生まれ、長い一生を過ごす。野生のホッキョクグマの母親が3つ子を生んだ。母親はエサを食べずに子育てに専念する。やがて、巣から出た彼らは、エサを求めて60キロも離れた海を目指す。だが、体の弱かった1頭は厳しい自然に耐えられず命を落としてしまう。一方、ベルリン動物園でもホッキョクグマの赤ちゃんが2頭誕生した。だが、母親は育児放棄。1頭は生後4日で息を引き取り、1頭は「クヌート」と名づけられた。ロシアのベラルーシの森では、母親が命を落としたことも知らず、帰りを待つ2頭のヒグマがいた。母グマは人間に撃たれたのだった。幼い彼らはエサを探すが、空腹のオオカミが襲いかかる。ベルリン動物園では、500人もの報道陣と数千人のファンがクヌートを見にやってきた。クヌートは環境保護大使に任命される。一方では、親グマが放棄した子グマを人間が育てるのは動物保護に反するとして、安楽死させるべきだとの記事が出る。これが、ドイツ国内外を巻き込んでの大論争となるのだった。
- 公開日
- 2009年7月25日(土)
- 監督
- マイケル・ジョンソン
- 音楽
- 鳥山雄司
- 製作年
- 2008
- 製作国
- 独
- 原題
- Knut and Friends
- 上映時間
- 92
- INTRODUCTION
- ベルリン動物園の人気者、ホッキョクグマの「クヌート」。生まれてまもなく母クマに育児放棄され、世界でも例の少ない人工哺育で育てられた。そんなクヌートの成長と、絶滅の危機にさらされているホッキョクグマの生態を描く。連日、クヌートの成長がニュースとなり、ドイツのみならず世界中に人気は広まった。ベルリン動物園は年間来場者が倍増し、アメリカの有名雑誌では表示を飾った。クヌートは環境保護大使に任命され、北極とホッキョクグマの生態を人々に理解してもらうことで、仲間を救うシンボルとなった。音楽は、今最も注目されるヴァイオリニスト・宮本笑里がテーマ曲を奏でる。
- STORY
- 北極の冬はマイナス40度にもなる。極寒の地で、ホッキョクグマは生まれ、長い一生を過ごす。野生のホッキョクグマの母親が3つ子を生んだ。母親はエサを食べずに子育てに専念する。やがて、巣から出た彼らは、エサを求めて60キロも離れた海を目指す。だが、体の弱かった1頭は厳しい自然に耐えられず命を落としてしまう。一方、ベルリン動物園でもホッキョクグマの赤ちゃんが2頭誕生した。だが、母親は育児放棄。1頭は生後4日で息を引き取り、1頭は「クヌート」と名づけられた。ロシアのベラルーシの森では、母親が命を落としたことも知らず、帰りを待つ2頭のヒグマがいた。母グマは人間に撃たれたのだった。幼い彼らはエサを探すが、空腹のオオカミが襲いかかる。ベルリン動物園では、500人もの報道陣と数千人のファンがクヌートを見にやってきた。クヌートは環境保護大使に任命される。一方では、親グマが放棄した子グマを人間が育てるのは動物保護に反するとして、安楽死させるべきだとの記事が出る。これが、ドイツ国内外を巻き込んでの大論争となるのだった。
- CASTING
- ●監督:マイケル・ジョンソン ●ナレーション:藤井フミヤ ●テーマ曲:宮本笑里
- 配給会社
- 角川映画