キングコング

ペトロックス社のウィルソンは、南太平洋に新たな油田を求めて、調査船を進めていた。最終目的地は、海図にもないスカル島。もう1人、このスカル島をめざす男がいた。密航者として乗船していたプリンストン大学の動物学者プレスコット。彼はスカル島には巨大な動物が棲息していると推測し、自分の目で確かめようとしていた。 スカル島に上陸し、とある集落にさしかかった時、巨大な城門の前で、島民たちが少女を何かのいけにえにささげる儀式を行なっている最中だった。一行を見つけた島民たちはいけにえを差し出すように要求して来た。その夜、森の奥から凄まじい地響きとともに、島民たちが『コング』と呼んでいた、身長は20メートルはあるかと思われる巨大なゴリラが現われた。

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