ベティの小さな秘密

ベティは10歳の女の子。パパは精神病院の院長。パパとママは仲が悪い。お手伝いさんのローズは、パパの患者で、仕事が終われば病院に帰っていく。ベティは、学校の帰り道に、檻に入れられている犬ナッツのところへ行く。そこの管理人は、今週中にパパを連れてナッツを迎えに来なければ安楽死させるという。その夜、パパとママはまた口喧嘩していた。火曜日の朝、パパは病院から患者が逃げ出したと不安そうに言う。ベティが庭の自転車置き場に行くと、木陰に若い男の人がいた。何か怯えているようだったので、小屋にかくまって学校へ行った。家に帰ったベティは、その青年のために食べ物を用意する。水曜日、ママが家を出て行った。金曜日、ナッツの安楽死の期限が迫る。ベティは家を出て、イヴォンと一緒にナッツを救出。森で一晩すごす。翌朝、ベティはイヴォンとナッツと一緒に無人のお屋敷へと向かうのだった。