天竜しぶき笠

(C)KADOKAWA 1958
伊那の春祭り、悪貸元黒岳の万蔵一家をこらしめた中乗りの新三は、筏流しの組頭である叔父儀平からほめられ、三年前万蔵に殺された橋場の貸元の息子春太郎を、弟分にとたのまれた。春太郎の姉おみねは、新三に、弟のやくざ渡世をやめさせようとするが、はやくも春太郎は昔の乾分半次と、二代目橋場一家の名乗りをあげてしまう。

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