おろち
(C)2008 「おろち」製作委員会
謎の美女・おろち。彼女は、100年に一度深い眠りにつくことで、不老不死の体を保ち、人の世を彷徨い続ける。ある嵐の夜、門前家の大きな屋敷に入り込んだおろちは、幼い姉妹を見つけた。その母親は、大女優として名を馳せた美しい葵。だが、何かに怯えているようだった。おろちは、その屋敷に新しいお手伝いとしてもぐり込み、門前家で暮らすことになった。不気味な肖像画、決して入るなと言われた階上部屋では不気味なうめき声。おろちは、肖像画の瞳となって門前家を見つづける。やがて、葵の美しい皮膚が崩れ始めた。半狂乱になった葵は、車で死にかけるが、おろちに助けられる。その時の大量出血が原因で、おろちは、予定より10年早く眠りについてしまう。次に目覚めた時は佳子として生活していた。あれから20年が経っていた。再び門前家に戻ったおろち。葵がいないことが気になったが、その屋敷で暮らす。ある日、禁断の部屋をあけてしまう。そこには、この世のものと思えないほど醜く変わり果てた葵の姿があった。葵が死ぬ前に理沙に言い残した真実とは?
- 公開日
- 2008年9月20日(土)
- 監督
- 鶴田法男
- 撮影
- 柴主高秀
- 製作年
- 2008
- 製作国
- 日本
- 上映時間
- 107
- INTRODUCTION
- 100年に一度永い眠りにつくことで、不老不死の身体を保つ謎の美女”おろち”。彼女が訪れたのは、29歳を過ぎると突然美貌が崩れ死んでいくという姉妹の家。その家の秘密がやがて明かされていく。原作は楳図かずおの傑作漫画「おろち」。この伝説の作品に挑んだのは、『リング0~バースデイ~』『予言』の鶴田法男監督、脚本は『リング』シリーズの高橋洋。そして、音楽は『墨攻』『DEATH NOTE』で活躍の川井憲次が担当している。美人姉妹の姉に「蝉しぐれ」「さくらん」の木村佳乃、妹役は「四日間の奇跡」「夕凪の街、桜の国」の中越典子。そして、謎の美女・おろちには、「リアル鬼ごっこ」「神様のパズル」の谷村美月が扮している。そのほか、山本太郎、嶋田久作など実力派が登場する。
- STORY
- 謎の美女・おろち。彼女は、100年に一度深い眠りにつくことで、不老不死の体を保ち、人の世を彷徨い続ける。ある嵐の夜、門前家の大きな屋敷に入り込んだおろちは、幼い姉妹を見つけた。その母親は、大女優として名を馳せた美しい葵。だが、何かに怯えているようだった。おろちは、その屋敷に新しいお手伝いとしてもぐり込み、門前家で暮らすことになった。不気味な肖像画、決して入るなと言われた階上部屋では不気味なうめき声。おろちは、肖像画の瞳となって門前家を見つづける。やがて、葵の美しい皮膚が崩れ始めた。半狂乱になった葵は、車で死にかけるが、おろちに助けられる。その時の大量出血が原因で、おろちは、予定より10年早く眠りについてしまう。次に目覚めた時は佳子として生活していた。あれから20年が経っていた。再び門前家に戻ったおろち。葵がいないことが気になったが、その屋敷で暮らす。ある日、禁断の部屋をあけてしまう。そこには、この世のものと思えないほど醜く変わり果てた葵の姿があった。葵が死ぬ前に理沙に言い残した真実とは?
- CASTING
- ●木村佳乃 1976年生まれ。東京都出身。97年「失楽園」で映画デビューし、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。05年「蝉しぐれ」で同賞の優秀主演女優賞受賞。主な出演作は、「模倣犯」(02)、「寝ずの番」(06)、「さくらん」「スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ」(07)、「全然大丈夫」(08)など。 ●中越典子 1979年生まれ。佐賀県出身。主な出演作は、ドラマ/「こころ」「プライド」「おとなの夏休み」、映画/「四日間の奇跡」(05)、「ストロベリーショートケイクス」(06)、「夕凪の街、桜の国」「1303号室」「グミ・チョコレート・パイン」(07)など。 ●谷村美月 1990年生まれ。大阪府出身。主な出演作は、「カナリア」(05)、「かぞくのひけつ」(06)、「檸檬のころ」「茶々 天涯の貴妃」(07)、「リアル鬼ごっこ」「神様のパズル」(08)など。
- 配給会社
- 東映