築地魚河岸三代目
(C)2008「築地魚河岸三代目」製作委員会
エリート商社マンの旬太郎は、人事課長に昇進して早々、リストラの陣頭指揮を任され、複雑な思いに苦しんでいた。そんな時、恋人の明日香が入院中の父に代わり、築地魚河岸中卸の「魚辰」を手伝っていると知って、彼女を愛する気持と情熱だけで築地市場に飛び込むが…。
- 公開日
- 2008年6月7日(土)
- 監督
- 松原信吾
- 撮影
- 長沼六男
- 製作年
- 2008
- 製作国
- 日本
- 上映時間
- 116
- INTRODUCTION
- エリート・サラリーマンの赤木は、商社を辞めて、恋人の実家・築地魚河岸の世界に飛び込んだ!ど素人が「魚辰」の三代目になってしまったのだ。原作は、小学館「ビッグコミック」に連載中の「築地魚河岸三代目」。主人公・赤木旬太郎を演じるのは、『Life 天国で君に逢えたら』、『ミッドナイトイーグル』の大沢たかお。旬太郎の恋人・明日香には、『銀色のシーズン』、『犬と私の10の約束』の田中麗奈。ほか伊原剛志、森口瑤子、柄本明、伊東四朗など、個性溢れる実力派キャストが揃った。監督は、多くの長編TVドラマを手掛け、数々の栄誉ある賞を受賞してきた松原信吾が務めている。そして、『ミッドナイトイーグル』の監督を務めた成島出と『手紙』、『やじきた道中 てれすこ』を手掛けた安倍照雄が共同で脚本を担当している。
- STORY
- 総合商社に勤める赤木旬太郎は、恋人の明日香とそろそろ結婚を考えている。ある日、会社ではリストラ計画が持ち上がり、旬太郎がリストラの陣頭指揮に任命された。リストの中には、世話になった上司も含まれていた。やり場のない気持ちをかかえ悩む旬太郎。そんな時、Tシャツにジーパン、ゴム長靴という姿で街を自転車で走る明日香の姿を見る。明日香に導かれ向かった先は、何と築地市場。明日香は仲卸の名店「魚辰」の二代目店主・徳三郎の一人娘だった。体調を崩して入院することになった父の代わりに、夜も明けぬうちから店を手伝っていたのだ。そこで、旬太郎は店に立つが、素人では役に立つはずもない。だが彼は、魚河岸の真剣勝負の厳しさや、嘘のない優しさ、温かさの中に、サラリーマン生活で忘れかけていた何かを感じはじめていたのだ。こうして、旬太郎は会社に早期退職を申し入れる。徳三郎の退院の日、「魚辰」の店先に決意を決めた旬太郎の姿があった。ど素人のサラリーマンが、娘婿として築地魚河岸「魚辰」の三代目に!?噂はあっという間に築地中に広まった!
- CASTING
- ●大沢たかお 1968年生まれ。東京都出身。94年ドラマ「君といた夏」でデビュー。04年「解夏」で日本アカデミー賞優秀男優賞受賞。主な出演作は、「世界の中心で、愛をさけぶ」(04)、「子きつねヘレン」(06)、「7月24日通りのクリスマス」(06)、「眉山-びざん-」(07)、「ミッドナイトイーグル」(07)など。 ●田中麗奈 1980年生まれ。福岡県出身。98年「がんばっていきまっしょい」で映画デビューし、日本アカデミー賞新人賞受賞。主な出演作は、「はつ恋」(00)、「東京マリーゴールド」(01)、「姑獲鳥の夏」(05)、「ゲゲゲの鬼太郎」(07)、「夕凪の街、桜の国」(07)など。 ●伊原剛志 1963年生まれ。大阪府出身。83年舞台「真夜中のパーティ」でデビュー。主な出演作は、「みんなのいえ」(01)、「半落ち」(04)、「ヒナゴン」(05)、「硫黄島からの手紙」(06)「ヒートアイランド」(07)など。 ●森口瑤子 1966年生まれ。東京都出身。84年「男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎」でデビュー。主な出演作は、ドラマ/「やまとなでしこ」「祖国」、映画「UN loved」など。 ●伊東四朗 1937年生まれ。東京都出身。主な出演作は、「ミンボーの女」(92)、「スーパーの女」(96)、「新・サラリーマン専科」(97)、「THE有頂天ホテル」(06)、「舞妓Haaaan!!!」(07)など。
- 映倫
- 99
- 配給会社
- 松竹