ジャンパー

デヴィッドは、同級生のミリーに想いをよせる普通の高校生。ある日、彼は特殊な能力に気づく。川で溺れそうになった時、一瞬のうちに図書館へとジャンプしたのだ。母親が家を出てから人が変わってしまった父親を残し、デヴィッドは一人ニューヨークへと向かった。銀行の金庫室にジャンプして、大金を手にする。ところが、ジャンパーの存在に気づく者がいた。それは、古代よりジャンパーの抹殺を使命とする集団、パラディンのローランドであった。10年後、デヴィッドはニューヨーク、ロンドン、オーストラリア、東京、エジプトへと飛び回り特権を謳歌していたが、彼は孤独だった。そんな時、ミリーと再会。ローマでのデートなど楽しい時を過ごすのだった。そして、二人の前にグリフィンという青年が現れる。彼もまたジャンパーの一人だった。デヴィッドたちはパラディンの襲撃に遭遇。ジャンパーの宿命や、母が秘めていた重大な秘密を知るのだった。